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韓国人俳優の配信中ヘイトスピーチ被害を受けて、カンニング竹山「ネット配信規制論」を唱える

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韓国人俳優ミンソンがラーメン屋で受けたヘイトスピーチ被害を受けて、カンニング竹山がインターネット規制論をワイドショーで展開しました。

実態や論点を把握しているのかいないのか、微妙な立ち位置での発言のような気がしたので、論点整理を兼ねてまとめていきたいと思います。


韓国人俳優が生配信中にヘイトスピーチ被害

事の発端になったのは、日本が好きな韓国人俳優ミンソン。

彼は日本を観光しながらインターネット生配信を「afreecaTV」でおこなっていた際、京都のラーメン屋へ立ち寄ります。

店先で「居酒屋ですか?」とカタコトの日本語で問うと、店内にいた客から「ファッキンコリア」と言われ退店、店の扉を閉めるとその客が店先まで出てきて、「何?ファッキンコリアやね、ゴーアウトや」と追い打ちをかけています。

 

入店してきたお客に対しても失礼である上、ファッキンコリアという発言はヘイトスピーチに当たるのは当然であり、その発言をした客が避難されるのは当然のことかと思われます。

しかし、この配信が韓国で話題となり日本人の民度の象徴の様な扱いをされているようです。

 

カンニング竹山がネット配信規制に言及

5月8日放送のTBS系列「ビビット」にて上記騒動が取り上げられて、スタジオにいたお笑い芸人「カンニング竹山」がインターネット生配信について言及しています。

インターネットは本当に考えていかない。

発信するということは、誰かしら責任を負える人がいなきゃだめ。

テレビっていうのはロケやってても、実は我々も窮屈なところはいっぱいありますけど、画面に映る一般の方の許可をADさんがちゃんと紙持って取ったり。

そういうのを全部やってる。

そんな中でも放送して問題があれば、テレビ局の誰かがクビになったり責任を取ったり

個人が勝手に(動画を)出して、責任を負わずに、ただただ社会問題になっていく

と、持論を展開しています。

 

テレビと配信・動画を比較する芸能人

私は常々思っているのですが、芸能人・テレビタレントがネット配信や動画を批評する際に必ずと言っていいほどテレビと比較するのは違うのではないかと思います。

「俺達のほうが」「素人さん」「テレビでは」
元々異業種であり、エンターテインメントという部分では共通していますが、ルールや規制・法律等がだいぶ違うはずです。

『YouTuberは素人』という議論がヒカルやシバターを中心に論じられた事もありますが、「YouTuberはテレビ業界の素人」「芸能人はYouTube界の素人」という区切りでいいのではないかと思ってます。

そもそもが違うのに、YouTuberや配信者を指して面白くない、自分たちのほうが面白いと語ってしまっている芸能人は、YouTuberや配信者を意識せざるを得ない存在だと認識しているのではないかと思います。

 

そもそもテレビ業界の責任のとり方が普通という風潮

そんな中でも放送して問題があれば、テレビ局の誰かがクビになったり責任を取ったり

この発言が私の中では一番気になった点ですが、テレビ局の誰かがクビになったり降格したりといった行為が「責任のとり方」であるというのは、実にテレビ業界の人らしいのではないかと思います。

視聴者側からすれば、ディレクターだのプロデューサーがクビになろうが関係ありませんし、そういった処分は内輪向けのもの・企業組織を維持するための行動ではないかと思います。

 

「テレビカメラを勝手に向けられて生放送されたから、プロデューサーをクビにしろ!!」

というクレームがテレビ至上何件あったのでしょうか?

 

ヘイトスピーチ騒動は交通事故のようなもの

発端となった韓国人俳優が受けたヘイトスピーチですが、これをインターネット配信の問題点として唱えるのはおかしいのではないかと考えています。

騒動が「無許可でカメラを向けて口論に発展した」のなら分かるのですが、店に入って受けたヘイトスピーチに関しては店側にも配信者側にも責任はないと思います。

たまたま嫌韓思考の客がいて、非常識な発言をしただけであって(それ自体は肯定できませんが)それを店側や配信者側が予測できたかといえば無理があります。

 

テレビのお天気中継中に大声でヘイトスピーチをするのと大差ない状況であって、ヘイトスピーチをする側が良くないのは当然ですが、それを危惧したらテレビの生中継すら出来なくなるのではないでしょうか?

ほとんど交通事故のようなものであって、回避不能ではないかと思います。

 

生配信や動画で問題となった行為

生配信や動画において、テレビで報道されるほど問題となった人物は

  • ドローン少年
  • つまようじ少年
  • おでんツンツン男
  • チェンソー男
  • 牛丼トング男
  • パン食い男

と、そもそも警察沙汰を起こした人物がほとんどです。


配信してたから発覚した・証拠があったから事件になったのであって、配信そのものが悪かったわけではありません。

もちろん、視聴者に煽られた・閲覧が稼げるためだという見方も出来ますが、それで盛り上がってしまうのが今の日本の民度です。

 

元祖キチガイ系配信者ともいわれる金バエも、電車内で下記のような行為を行っていましたが、この件では逮捕されていません(しかし名古屋駅周辺での集会や撮影は非常に厳しくなったと言われています)

上の動画の頃は、スマホ配信時代以前なので、パソコンを開いて持ち歩いており一目見て「何かしている人」である事は容易に想像出来るような時代です。

 

YouTuber=個人という思い込み

YouTuber=個人的にやってる・事務所に所属してる個人である、という思い込みをしている人も多いですが、トップYouTuberになるほど会社として活動しています。

個人事業主より法人化した方が税金面で優遇や経費で落とせる物が変わってきます。

メグウィンやヒカル・シバター等、YouTuberとして会社経営をしている事を公言している人から、はじめしゃちょーの様にひっそりと会社組織を立ち上げているパターンまで様々。

【新事実】はじめしゃちょーの実家住所が特定される→「ハジメーン株式会社」という会社住所と一致!!!

223: ようつべ速報がお送りします:2017/04/20(木) 00:22:33.63 ID:EACZa64a0 https://robins.jipdec.or.jp/robins/referen ...

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また、事務所に所属しているという点では、芸能人と同じ状態ではないかと思います。

※ただし、YouTuberの場合は日常的な活動が個人での動画投稿であり、事務所に所属したからといって劇的に面白くなるわけでもなく、活動の幅が広がる・企業案件がもらえる等芸能人の仕事斡旋事務所とはまた違った立場です

 

テレビが絶対にしないYouTube・Google運営批判

チェンソー男の事件で顕著だったのですが、テレビではYouTuberが事件を起こした際にYouTubeというプラットフォームやGoogleの批判をしません。

YouTuberや配信者の一部の行動を、全体が行っているかのような発言をされる場合がありますが、それでも運営批判へは矛先が向くことはありません。

 

カラクリは簡単で、Googleがテレビに広告を出しているから。

「報道しない自由」とも言うべきか、ここについて言及・論点とするワイドショーを見たことはありません。

そもそもYouTubeへ投稿される動画の総量を考えると、人間が目視でチェックした場合、人件費>>>広告費となりYouTuberへのインセンティブは恐らく無くなると考えられます。

2015年のデータで、全世界で100時間/1分ペースで動画がアップされていると発表されていましたので、600時間/1時間・・・厳正にチェックするために、再生速度を1倍と考えても同時に600人は動画の内容チェックをしなければいけなくなります(時給900円でも54万円、1日あたり1300万円の人件費)

 

BAN基準が一番緩い配信サイトはYouTube

日本ではニコニコ生放送から火が付いたインターネット生配信ですが、現状アダルト系サイトを除くとYouTubeLiveが一番配信でのBAN(運営による配信停止)基準が緩いのではないかと、私は思っています。

YouTubeは音楽や映像の著作権に関しては非常にうるさく、生配信で既存の楽曲を流すと自動でアラートが表示されたりします(にツイキャス等では運営がジャスラックに使用料を支払っているのでOK)

 

ニコ生やツイキャス等では、配信中に警察沙汰を起こすことが閲覧稼ぎになるという時代があり、現状では警察による制止や指導には従わないとBANされるというルールがあったり、オススメに表示されない(わざわざ検索しないとその配信を見れない状態)等のルールがあります。

ツイキャスは、未成年の配信も多いために風呂配信禁止・男女問わず裸(上半身も)・下着配信禁止等YouTube以上の規制がしかれています(ツイキャス運営は20人程度だとされ、全部の配信をチェックできないために乳首が写った場合は自動検知でBAN処理がされるそうです)

 

一方Googleが運営しているYouTubeでは、ザックリとしたルールは示されていたりしますが、全世界共通ルールのため細かな配信ルールが定められていません。

俗に言う「キチガイ配信」は各配信サイトで規制される方向に動いていたり視聴者側も飽きているのが現状ですが、生配信に親しみがない層やキッズ層が多いYouTubeで今後流行っていく可能性もあるのではないかと思います。

 

インターネット配信の法規制問題

何年も前から配信者は危惧していますが、インターネット生配信に関しては法規制が敷かれるという話。

さらに、東京オリンピックが開催される2020年には東京周辺で生配信が出来ないのではないかと言われています(特に競技の放映権の問題もあるらしくピリピリしてるようです)

 

日本国として一定のルールを定めるのは、時代の流れから仕方のない事だとは思うのですが、ワイドショーでの議論や国会議員・自称ネットに詳しい専門家の発言だけでなく、配信者やYouTuberが声を上げて議論を深めて貰えたらと思っています。

いくら詳しくても、実際に配信・投稿している人の声が反映されていない規制に意味は無いのではないかと思います。

 

こういう時くらい、事務所とか企業の殻を破って、YouTuber・配信者というポジションだけで発言しないと、配信・動画も衰退していってしまうのではないかと思います。

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